合宿免許で普通自動車免許取得費用を最安にする方法

実生活で運転しなくとも、履歴書の資格欄を埋められたり、有用性の高い顔写真付きの身分証明書になったりと、取得のメリットは大きいものです。
しかしながら気になるのが、「普通自動車免許の取得。いったいお金や時間はどれくらいかかるの?」ということ!

アルバイトや貯金でまかなうにしても、おおよその費用・金額や期間がわからなければ、不安になってしまいますね。
そこでこの記事では、普通自動車免許取得にかかる平均的な費用・金額、その内訳を徹底解説いたします!

さらに、最安で取得できるプランも併せてご紹介いたしますので、普通自動車免許の取得をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.普通自動車免許とは?

「自動車免許」「普通免許」「普免」などと記載されることもある、普通自動車免許とは、そもそもどのような資格なのでしょうか。詳しく解説いたします。

①概要

普通自動車免許の正式名称は「普通自動車第一種運転免許」または「普通自動車第二種運転免許」です。 このうち、一種は一般的な自家用車や事業用自動車を運転するための免許となり、第二種はバスやタクシーといった旅客自動車を運転するための取得が必要となる免許です。
一種と二種では試験内容が異なりますが、多くの方が取得するのは一種であろうことから、本稿では普通自動車免許を一種に限って解説しております。
ちなみに履歴書の資格には正式名称での記述が望ましいので留意しておきましょう。

なお、仮運転免許(仮免)と呼ばれる免許区分もありますが、こちらは普通自動車免許取得のために交付される「前段階」のようなものです。
後述しますが普通自動車免許取得のためには実技試験が課せられており、運転の練習が必須となってきます。そこでこの練習のために、一定の条件を満たした方を対象に仮運転免許が交付され、路上での運転練習が可能となるのです。

仮運転免許は身分証明書にできる場合もありますが、あくまで「普通自動車免許取得のため」。履歴書などに書くことも一般的ではありません。
さらにこの普通自動車免許の区分に「AT車限定」「MT車」が存在します。AT・MTとは、簡単に言うと自動車の変速システム(ギアチェンジ)を指します。
免許取得に当たり、このどちらかを選ぶこととなるでしょう。

ATとはAutomatic transmission(オートマチック・トランスミッション)の略称で、オートマ車などと呼ばれることもあります。 現在はAT車の普及が目覚ましく、変速がハンドルレバーの操作のみと、とても容易なことが特徴です。

対するMTとはManual transmission(マニュアル・トランスミッション)の略称で、マニュアル車などと呼ばれることもあります。 AT車が持つ「アクセル」「ブレーキ」の他、「クラッチ」というペダルが存在します。クラッチとアクセルを運転手自らペダル操作しながら変速するシステムで、初心者にとってはやや複雑に感じることが多いかもしれません。

現在、日本の自家用車の多くがAT車となっているため、特に職業運転を目的にしていない方や、身分証明書のためといった方は、AT車限定の普通自動車免許を取得することになるでしょう。実際、免許取得までの費用や時間はMT車の方が若干ですがかかります
一方で大型車両や昔ながらの車、スポーツカーなどは今なおMT車が主流です。また、MT車の免許であればAT車の運転にも対応できます。さらにはMT車の方が「車を操作している」感に溢れており、こちらを好む車好きは少なくありません。
もっとも、AT車を取得した後に改めてMT車に乗れる免許に切り替えることもできます。「AT限定解除」と呼ばれる方法で、技能講習を受けたうえで技能検定に通れば、MT免許とすることが可能です。

また、「最初はMT車を選択したけど、難しいからAT車限定に切り替えたい」といった場合も、対応してくれる教習所がほとんどです(手数料が発生するケースはあります)。
そのため、あまり難しく考えず、乗りたい車を考えながらATかMTか選ぶと良いでしょう

②対象車種

普通自動車免許で運転できる車種には、どのようなものがあるのでしょうか。
まずは一般的な普通自動車が思い浮かびますね。加えて小型特殊自動車・原動機付自転車(いわゆる原付)の運転が可能となります。
小型特殊自動車とは、ロータリー車やフォークリフト,ショベル・ローダといった特殊車両のうち、長さ4.70m以下、幅1.70m以下、高さ2.80m以下に該当するものを指します。また、農耕用車両であれば最高速度が時速35km未満に限り、小型特殊自動車に分類されます。
ちなみにオートバイ(大型自動二輪車または普通自動二輪車)に乗るためには、二輪専用の免許を取得する必要があります。

また、普通自動車免許で運転が可能となる自動車「重量」に関しては、免許を取得した年月日によって異なります。
と言うのも、平成29年3月12日「道路交通法の一部を改正する法律」の施行により、「準中型免許」が新設されたためです。
準中型免許が設けられたことで従来普通免許がカバーしてきた重量・積載量に変更が生じることとなりました。
詳細は、下記の通りです。

◆平成19年6月~平成29年3月11日までの免許取得
車両総重量が5トン未満、最大積載量が3トン未満

◆平成29年3月12日以降の免許取得
車両総重量が3.5トン未満、最大積載量が2トン未満

いずれも定員は10人以下と定められています。

③取得要件

普通自動車免許を取得するために満たすべき要件があります。
これは、教習所の入校時に行わることも少なくありません。

◆年齢

まず、年齢が満18歳以上であること。
ただし「取得」の要件であり、教習所に入る時点でまだ17歳であっても、入校自体は可能です。これは合宿への申し込みにも言えることです。仮免許の発行までに18歳を迎えていれば問題ありません。
ただし入校や合宿参加が早すぎると学科・技能試験から実際の仮免許発行までに時間が空きすぎてしまうことなどから、「18歳になるまでの期間」を入校条件に設けているところも多いです。
なお、逆に30代・40代の方や60代以上のシニア層が教習所・合宿参加するケースも多々見られます。
年齢に合わせたお得なプランを用意した教習所もありますので、ぜひ探してみてくださいね。

◆身体条件

両眼で視力0.7以上、片眼で0.3以上が取得要件となります。
もし片眼が視力が0.3未満または見えないの場合、視野が左右150度以上かつ視力0.7以上であることが求められます。
眼鏡やコンタクトレンズを着けた状態、すなわち裸眼以外の場合は、条件等欄に「眼鏡等」が記載されることとなります。
また、赤・青・黄色の三色の識別も必須となります。

視力以外では聴力の要件も存在します。
10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえることが求められ、これは補聴器を使用した状態でも問題ありません。
なお、このほか身体障碍や持病によって要件が異なってきますので、要件を満たすことに不安を抱える方は、お住まいの都道府県に設置された運転免許試験場の運転適性相談窓口にご相談くださいませ。

◆その他

現時点で教習や学科試験は日本語対応のみです。 そのため、一般的な日本語の読み書き能力が求められます。

2.普通自動車免許取得までの道のり~取得方法から費用・金額、期間~

それではいよいよ普通自動車免許取得にかかる費用・金額についてご紹介いたします。しかしながら、「いくらかかるか」「どれくらいの時間を要するか」は、取得する方法によって異なってきます。
最も一般的なものは「通学免許」「合宿免許」と呼ばれる手法でしょう。 この二本柱を中心に、免許取得までの流れを解説いたします。

①免許取得までの流れ

まず、「普通自動車免許を取得」するというのは、教習所内で行われることではありません。 お住まいの地域の運転免許試験場または運転免許センターで行われる学科および実技試験に合格して初めて「取得」と言えるものです。 そのため、教習所や合宿を受けずに免許取得も理論的には可能です。実際、こういったプランを利用しない受験を「一発試験」と呼ぶこともあります。
ただしこれは一般的ではありません。特に初めて普通自動車免許の取得を経験する方にとっては、ほぼ取得が不可能な受験方法と言っていいでしょう。
そこで、「通学免許」「合宿免許」となります。
都道府県によって異なる場合もありますが、大まかな流れは通学・合宿どちらも下記の通りです。

◆前段階

入学手続き・オリエンテーション・適正検査などが行われます。

◆第一段階

教習所内における技能講習および学科講習。 技能講習はMT車の場合15時限、AT車限定の場合は12時限,学科講習は2~10教程がカリキュラムに含まれます。
その後仮免許効果測定を経て、仮免許の技能終了検定・学科試験が行われます。 合格者には仮免許が交付されます。

◆第二段階

路上における技能講習および学科講習。
技能講習はMT車・AT車限定のいずれも19時限行われます。また、学科講習は11~26教程です。
その後卒業前学科測定および卒業検定が実施され、合格者は卒業証明書が交付されます。

◆取得

運転免許試験場で学科試験を受けます。90点以上で合格となります。
この時、一発試験だと技能試験および取得時講習を受ける必要がありますが、教習所卒業生であれば免除の対象となります。 ここでの試験合格を経て、晴れて普通自動車免許交付です。

なお、当然ながら教習所卒業までの講習・試験は教習所内のスタッフが行いますが、運転免許試験場では警察官が試験官です。 基本的には、この流れを通学で進むか合宿で進むかの違いになります。
通学は教習所に文字通り通うスタイルで、合宿は一連の行程を泊まり込みで一気に推し進めるスタイルです。 次項で、それぞれの費用・金額をご紹介いたします。

②費用・金額

普通自動車免許取得にかかる費用・金額の内訳は、主に講習費用と教材費です。
ただしそれぞれを都度購入の度に支払うのではなく、プランに応じて事前にまとめて支払うことが一般的です。

なお、今回ご紹介する費用・金額は目安です。また、プランや一回で合格できなかった場合の再試験などにかかる追加料金は含まれておりませんので、実際の料金は各教習所にお問い合わせください。

まず、通学での取得について解説いたします。
教習所に通学する場合、閑散期はMT車の場合22万円前後~27万円程度、AT車限定の場合は20万円前後~25万円程度。
繁忙期だとMT車の場合30万円以上あるいは40万円近く、AT車限定の場合でも30万円半ばを超えることは珍しくありません。

対する合宿免許の場合は、宿泊施設のプランにもよりますが、MT車の場合は閑散期は19万円~20万円台前半、AT車限定の場合は17万円~22万円程度。繁忙期でもMT車の場合20万円台後半~37万円程度、AT車限定の場合は21万円~34万円程度です。
ちなみに通学の方は自分自身のスケジュールに合わせてカリキュラムを組むため免許取得までに1~2か月かかることとなりますが、合宿は

※閑散期:4月下旬~7月中旬または10月~1月
※繁忙期:学生の長期休暇に当たる7月下旬~9月または2月~3月

なお、合宿免許には講習費用や教材費・宿泊費の他、朝昼晩の食事代や自動車学校までの交通費も含まれます。

こうしてみると、圧倒的に合宿の方が安いことがわかりますが、なぜでしょうか。
これは、合宿がだいたい2週間をスパンにスケジュールが組まれている、ということが理由の一つです。
一般的に教習所への通学は1~2か月程度取得までに時間を要しますが、合宿であれば一日まるまる使ってカリキュラムを組むことができ、効率的です。その分生徒の回転率も高く、また、合宿免許の一般的な期間に当たる二週間単位でカリキュラムを組むことで、教習所は突発的なキャンセルや全く受講者のいない「空き」を作るリスクを低減することが可能です。
さらに、合宿免許は地域にもよりますが都市部から離れた場所に立地することが多く、地価や物価が安い傾向にあります。

ちなみに、気になる費用の支払い方法ですが、こちらは教習所によってまちまち。
ただし、当サイトでご紹介している合宿免許プランは、料金の他クレジットカード、そしてラクラク運転免許ローンをご利用いただくことができます!

ローンは36回までのお支払い回数をお選びいただけ、また学生やアルバイトの方でも審査可能!

費用の工面が心配な方も、まずはお問合せください!

3.普通自動車免許を最安で取得する方法6選

最後に、上記普通自動車免許の道のりを最安で乗り越える方法を、プロが伝授させて頂きます!

方法①通学よりも合宿免許を選択する

「費用面」だけを見るなら、断然合宿免許の方がお得です。

もちろん、合宿免許は二週間のまとまった期間、自宅以外で泊まり込みをしなくてはなりません。 そのためライフスタイルによっては、通学での取得に向いている方もいらっしゃるでしょう。

しかしながら安く抑えたい方や、お時間のある方は合宿免許を選択することをお勧めいたします。 なぜなら食事代や宿泊費用もコミコミとなっているうえに、志を一緒にする仲間とともにする生活は、何物にも代えがたい経験。 ちなみに当サイトのプランは交通費もカバーしておりますよ!

方法②閑散期の合宿免許を選択する

基本的に学生の長期休暇がある7月下旬~9月、そして2~3月は繁忙期にあたり、その分費用・金額が高くなりがち。 一方で閑散期は教官や教室が余ってしまっている状態ですので、生徒を集めるために値下げをする教習所がほとんどです。 そのため、こういった閑散期を狙うというのは手。
なお、閑散期は生徒数が少なく、少人数クラスとなる関係から積極的に質問したり、きめ細かい講習が受けられたりするといったお声を頂くこともしばしばです。

方法③相部屋の宿泊プランを選択する

教習所にもよりますが、宿泊タイプにシングル・ツイン(または相部屋)の二択を設けていることが多いです。 当然、他の入校者と相部屋となるツインの方が宿泊費用は安め。
「合宿に集中して、夜は寝るだけ!」と割り切れる方は、ツインタイプをご選択ください。
方法④早めの準備が大切!早割を利用する
多くの教習所で、「●ヵ月前までの予約で▼引き」といった、早割プランが用意されています。 当サイトでは、「早期予約チャンス」として、入校日2か月前までのお申し込みの方は卒業時に5,000円のキャッシュバックをさせて頂いております。
既にスケジュールが決まっている方は、ぜひこの早割をご利用ください。
また、前述したツインなどの安価なプランから予約が埋まっていってしまうため、早期に準備を行うことはお得さを考えるうえで重要です。

方法④早めの準備が大切!早割を利用する

多くの教習所で、「●ヵ月前までの予約で▼引き」といった、早割プランが用意されています。 当サイトでは、「早期予約チャンス」として、入校日2か月前までのお申し込みの方は卒業時に5,000円のキャッシュバックをさせて頂いております。
既にスケジュールが決まっている方は、ぜひこの早割をご利用ください。
また、前述したツインなどの安価なプランから予約が埋まっていってしまうため、早期に準備を行うことはお得さを考えるうえで重要です。

方法⑤安い教習所を探す

基本的に運転免許試験場は住民票がある都道府県内の施設を利用する必要がありますが、教習所にそういった制約はありません。
そのため、首都圏を外した比較的地方の立地の教習所を選択すれば、より費用を抑えた合宿にすることが可能です。
旅行気分で合宿免許を楽しめるのも嬉しいですね! なお、交通費コミコミのプランでも上限はある場合がほとんどですので、必ず事前にご確認ください。

その他「素泊まり」プランや「自炊」プランなど、独自のお得プランを提供しているところも・・・ ご予算がある方は、一度お問合せいただければと思います!

方法⑥その他お得なキャンペーンをフル活用する

早割の他、グループ割引や団体割引、学生割引等・・・お得なキャンペーンを調べて、フル活用しましょう! せっかくのプラン、使わなくてはもったいないですね。
なお、前項でもご紹介したように当サイトでは「割引」ではなくキャッシュバックにてご対応させていただいております。
キャンペーンを組み合わせれば最大15,000円をキャッシュバック可能となりますので、こちらも併せてご活用くださいませ。

4.まとめ

普通自動車免許取得までの道のりと、費用・金額。そして最安プランについてご紹介いたしました!
普通自動車免許とは一般的な自動車に乗るために必要な免許であり、AT車限定とMT車とに区分されること。取得には要件があり、この要件は教習所の入校時にも検査される場合があること。
気になる免許取得のための費用は通学か合宿かによっても異なること。
合宿免許の方が費用・金額面では安く、さらに価格を抑えられるプランが複数あることなどをお伝えできたでしょうか。
普通自動車免許取得に不安を抱えている方々の、一助になれば幸いです。

マイページ ログイン

初めてログインする方はコチラ