タクシーやバスなどお客様を乗せて車を運転するには、『二種免許』が必要になることをご存知でしょうか?この記事では、二種免許と一種免許の違いや、その取得方法、二種免許で運転できる車には具体的になにがあるのかなどについて詳しく解説いたします。

二種免許とは

二種免許(第二種運転免許)とは、バスやタクシーなどのように、運賃をもらってお客様を輸送する際に必要になる免許です。

通常、私たちが取得する一般的な目的で公道を走るための免許は一種免許(第一種運転免許)にあたります。もちろん、二種免許は事業用のプロドライバー免許なので一種免許を持っていないと取得できず、一種免許を取得してから3年以上が経過していないといけません。二種免許は商業目的で運賃を払って乗っているお客様を運ぶのに必要なものなので、バスやタクシーなどの事業用自動車だけでなく、運転代行でお客様の車を運転するときにも必要になります。

一方で、試運転などでお客様を乗せないという場合では、バスやタクシーなどの事業用自動車であっても二種免許は必要なく、一種免許で運転することが可能です。

まぎらわしいものとして、学校の送迎バス、ホテルのシャトルバスなどがありますが、これらは一種免許で運転することができます。二種免許は、運賃などのお金を払って乗っているお客様を運送する事業用自動車に必要なものなので、送迎バスなどの運賃の発生しないものは自家用車の扱いとなるためです。

事業用自動車は自家用車とナンバープレートの色が違います。自家用車が白のナンバープレートなのに対し事業用自動車は緑のナンバープレートが付いていて、これは『営業ナンバー』とも呼ばれます。営業バス、営業タクシーは緑のナンバープレート、送迎バス、シャトルバスは白のナンバープレートとなっているので、これを覚えておくと見分ける時に便利かもしれません。

なお、営業ナンバーは一種、二種関係なく事業用自動車についているもので、トラックや貨物運送自動車なども当てはまります。つまり、営業ナンバーが付いていたら必ず二種免許というわけではありません。

合宿免許は閑散期に安くなる

合宿免許は最低でも2週間のまとまった期間が必要になります。閑散期に申し込めば費用を安くできるのはわかっていたとしても、長期休暇以外にまとまった予定を確保することができないという方も多いはずです。

そのような方は、繁忙期にあたる長期休暇でも最も安い時期をおさえておいて、そこを狙って申し込むのがオススメです。

合宿免許の料金は繁忙期のピークに向かって徐々に上がっていき、ピークを過ぎると徐々に安くなっていくもので1週間や1日単位で料金が変動するわけではありません。 なので、ピーク時がいつかを把握しておいてそこからできるだけ離れた時期に申し込むのがコツになります。例えば繁忙期の3月も後半から始まる合宿免許は料金が安くなります。

ご自身の長期休暇の始まりと終わりの料金を比較して安い方に申し込めばお得に利用できます。

二種免許の取得条件

二種免許は、お客様を乗せて運転するプロドライバー免許です。そのため、免許の取得条件は一種免許よりも高めに設定されています。特に、自動車の運転経歴が3年以上ないといけないという条件があり、運転免許を持っていない人がいきなり取得することはできないというのを覚えておいてください。詳しい取得の条件は以下になります。

普通自動車免許、準中型自動車免許、中型自動車免許、大型自動車免許、大型特殊自動車免許のいずれかの一種免許を取得してから3年以上が経過していること。(免許取得後に免許取消や免停処分期間を除く)

年齢:満21歳以上
視力:両眼で0.8以上、片眼がそれぞれ0.5以上(眼鏡、コンタクト可)
色彩識別能力:信号機の赤、青、黄色が識別できること
深視力:三桿法を使った深視力検査でその誤差が平均2㎝以下であること
聴力:10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること
運動能力:運転に支障をきたす身体の障害がないこと

二種免許の種類

二種免許は、一種免許と同様に車両総重量、最大積載量、乗車定員などの条件によって区分があり、普通二種免許、中型二種免許、大型二種免許、大型特殊二種免許、けん引二種免許の5種類に分けられます。以下では、それぞれの二種免許で運転することができる車の種類や取得にかかる期間を解説いたします。

普通二種免許

普通二種免許は、車両総重量3,500kg未満、最大積載量2,000kg未満、乗車定員10人以下の全てを満たす車で、旅客運送をするのに必要な免許です。代表的な車両ではタクシー、ハイヤー、介護送迎車などが挙げられます。また、運転代行としてお客様の普通車を運転する際にも必要になります。

普通二種免許の取得期間

普通二種免許の取得に必要な教習の時限数は、現在所持している免許が何かによって異なります。合宿免許の最短日数では、普通免許所持で約11日、大型、中型、準中型免許所持で約7~9日ほどの期間で卒業できます。詳しい教習時限数は以下になります。

普通免許を所持している場合:技能教習21時限、学科教習19時限
大型、中型、準中型免許を所持している場合:技能教習18時限、学科教習19時限

普通二種免許の取得費用

普通二種免許の取得費用も所持免許によって異なります。通学免許の相場としては、普通免許所持で約26万円ほど、大型、中型、準中型免許所持で約24万円ほどが一般的な価格になります。合宿免許の費用は時期や宿泊施設などによって異なりますが、安いプランで申し込むと通学免許よりおおよそ5万円ほど費用を抑えることができます。

中型二種免許

中型二種免許は、車両総重量7.5〜11t未満、最大積載量4.5〜6.5tkg未満、乗車定員11〜29人以下の全てを満たす車で、旅客運送をするのに必要な免許です。介護送迎バスや幼稚園の送り迎えの緑ナンバーのマイクロバスなどがこの区分に当てはまります。

中型二種免許の取得期間

中型二種免許の取得に必要な教習の時限数は、現在所持している免許が何かによって異なります。合宿免許の最短日数では、普通免許所持で約13日、準中型免許所持で約12日、大型、中型免許所持で約7日の期間で卒業できます。詳しい教習時限数は以下になります。

普通免許を所持している場合:技能教習28時限、学科教習19時限
準中型免許を所持している場合:技能教習24時限、学科教習19時限
大型、中型免許を所持している場合:技能教習18時限、学科教習19時限

中型二種免許の取得費用

中型二種免許の取得費用も所持免許によって異なります。通学免許の相場としては、普通免許所持で約40万円ほど、準中型免許所持で約35万円ほど、大型、中型免許所持で約30万円ほどが一般的な価格になります。合宿免許の費用は時期や宿泊施設などによって異なりますが、安いプランで申し込むと通学免許よりおおよそ5万円ほど費用を抑えることができます。

大型二種免許

大型二種免許は、車両総重量11t以上、最大積載量6.5tkg以上、乗車定員30人以上の全てを満たす車で、旅客運送をするのに必要な免許です。具体的には、路線バスや観光バスなどなどがこの区分に当てはまります。

大型二種免許の取得期間

大型二種免許の取得に必要な教習の時限数は、現在所持している免許が何かによって異なります。合宿免許の最短日数では、普通免許所持で約16日、準中型免許所持で約15 日、中型免許所持で約11日、大型免許所持で約7日の期間で卒業できます。詳しい教習時限数は以下になります。

普通免許を所持している場合:技能教習34時限、学科教習19時限
準中型免許を所持している場合:技能教習30時限、学科教習19時限
中型免許を所持している場合:技能教習24時限、学科教習19時限
大型免許を所持している場合:技能教習18時限、学科教習19時限

大型二種免許の取得費用

大型二種免許の取得費用も所持免許によって異なります。通学免許の相場としては、普通免許、準中型免許所持で約45万円ほど、中型免許所持で約40万円ほど、大型、免許所持で約35万円ほどが一般的な価格になります。合宿免許の費用は時期や宿泊施設などによって異なりますが、安いプランで申し込むと通学免許よりおおよそ5万円ほど費用を抑えることができます。

大型特殊二種免許

大型特殊二種免許は、フォークリフトやショベルカー、キャタピラー車、除雪自動車などの大型特殊自動車を運転して、旅客輸送事業を行う際に必要な免許です。しかし、現在これらの大型特殊自動車を旅客輸送事業に使うという事はないため一種免許で事足りてしまいます。そのため、実用性はなく取得している人もほとんどいない免許になります。

けん引二種免許

けん引二種免許は、大型トレーラーやタンクローリーなど荷台をけん引する自動車を運転して、旅客輸送事業を行う際に必要な免許です。
しかし、大型特殊二種免許と同様に、けん引車も旅客輸送に使うということは現実としてないため、実用性のない免許になります。
これら、大型特殊二種免許とけん引二種免許は、運転免許を全て取得したいという人などが、趣味で取得するといったことが多いものになります。

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